2023年8月23日 │ 秘書室発信
中華大学と顥天光電は、昨日（22日）に「顥天光電光学映像実験室」の開所式を挙行しました。
本実験室は、顥天光電より時価1,480万台湾ドル相当の機器設備が寄贈されたもので、情報電機学院の学生にとって大きな恩恵となります。
今後、両者はプロジェクト開発、企業インターンシップ、実務家講師による授業などを含む、包括的な産学連携プログラムを展開してまいります。
写真／中華大学の劉維琪学長が、顥天光電による機器の寛大な寄贈に感謝の意を表明。 学生たちは在学中から先端設備に触れることで、即戦力としてのスキルを身につけ、就職への備えを整えることができます。
中華大学の劉維琪（リュウ・ウェイチー）学長は、顥天光電による寛大な設備寄贈に深く感謝の意を表しました。
本寄贈により、学生たちは在学中から各種先端機器の操作に習熟することができ、将来の就職に向けて早期から実践的な準備を進めることが可能となります。
また、顥天光電は今後、台北から竹北への本社移転を予定しており、新竹サイエンスパークとの連携をさらに強化する方針です。
本学と顥天光電の包括的な産学連携を通じて、産業界で活躍できる優秀な人材の育成に大きく貢献することが期待されています。
写真／顥天光電の石文機董事長は、中華大学との包括的な産学連携により、より多くの優秀な専門人材が顥天光電の一員として加わることを期待していると語った。
顥天光電の董事長・石文機氏は次のように述べました。
「当社は2015年に設立され、光学映像製品の技術開発に注力してまいりました。
チームには光学、機構設計、電子、ソフトウェア、プロセス開発、自動化など、各分野の専門人材が揃っており、製品は光学映像、車載電子、自動化装置など多岐にわたります。
2年前には台亜半導体からの出資を受け、同社が当社の筆頭株主となったことで、事業成長がさらに加速しています。
今後は、半導体産業およびAI領域においても積極的な事業展開を予定しており、今回の中華大学との包括的な産学連携を通じて、より多くの専門人材が顥天光電の仲間として加わってくれることを大いに期待しています。」
写真／顥天光電の陳志忠総経理は、今後中華大学とAI分野においてより緊密な連携を図り、さらなる協力の機会を広げていくことへの期待を表明した。
顥天光電の陳志忠総経理は次のように述べました。
「当社は現在、半導体、メタバース、自動運転などの分野において順調な発展を遂げております。
中華大学の教員および学生がAIトレーニングにおいて広範な基礎を持っていることを知り、非常に心強く感じています。
今後、両者の包括的な産学連携を通じて、AI分野でより密接な協力関係を築けると確信しており、さらなる連携機会の拡大にも大いに期待しています。」
写真／中華大学の游坤明副学長は、同大学の教職員および学生によるAI分野での取り組みと努力を強調し、「中華大学の学生は決して顥天光電の期待を裏切らない」と自信を示した。
中華大学の游坤明副学長は次のように述べました。
「本学は8年前よりAI分野への本格的な取り組みを開始し、すべての専門科目においてAIを中心に据えた教育を展開しています。
6年前には台湾初の『AI⁺体験センター』を設立し、今年は国内初となる『メタバース体験センター』も開設予定です。
現在、全学の92％の講義がAI関連内容を含んでおり、94％の学生がAI専門課程を履修済みです。
中華大学の学生は、必ずや顥天光電のご期待に応えることができると確信しております。」
写真／顥天光電光学映像実験室が昨日正式に開所・稼働を開始した。
写真／顥天光電の林堯弘協理（左）は、中華大学資訊電機学院修士課程の卒業生。今回の産学連携プロジェクトを実現させた同学院の連振昌院長（右）より記念品が贈呈された。
実は、現在顥天光電の協理を務める林堯弘氏と熊克原氏の2名はいずれも中華大学資訊電機学院修士課程の卒業生です。
今回の式典には、顥天光電の黄韋豪副総経理とともに、特別来賓として出席されました。
式典は実験室の除幕をもって滞りなく閉幕し、終了後には、顥天光電の張瑋志資深経理が学生および教職員に対し、寄贈された機器設備について詳しく紹介しました。
双方は今後のさらなる交流と協力の展開に大きな期待を寄せています。
写真／顥天光電の熊克原協理（左）も中華大学資訊電機学院修士課程の卒業生。今回の産学連携プロジェクトを実現させた同学院の連振昌院長（右）より記念品が贈呈された。
