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台亜半導体のAI子会社、社会貢献に尽力 和亜智慧が多大な支援で社会的弱者を支援

2025年1月12日 │ 文/品觀點編集部

台亜半導体(証券コード:2340)グループ傘下でAIビジョン応用を手がける「和亜智慧科技股份有限公司」は、本年1月12日に社会貢献活動を開催しました。
新北市内の複数の教育機関および慈善団体に対し、修繕費や経済的困難を抱える児童の学用品・学費支援として、総額100万台湾ドルを超える寄付を行いました。

本活動を通じて、和亜智慧科技は企業としての社会的責任(CSR)と人文的な配慮を積極的に体現しました。

ESG理念の実践により、企業の持続可能な経営モデルを創出

2015年に設立された和亜智慧科技は、今年で創業10周年を迎えます。
創業者であり董事長でもある石文機氏は、寄付活動の場で次のように語りました。

「私たちは、テクノロジーが世界を変える力を持ち、思いやりの心が世界を温かくすると信じています。」

日本企業出身の石氏は、就業初期から日本企業に根付く人間味あふれる企業文化の影響を受けてきました。
台亜半導体が最大法人株主として資本参加して以降は、日亜化学工業の小川英治会長が掲げる企業の持続可能な経営理念や、台亜医療公益基金会の戴圳家董事長、台亜半導体の李國光董事長が重視する企業の社会的責任(CSR)精神を受け継ぎ、社会貢献とサステナビリティは和亜智慧の経営理念の中核となっています。

石氏はこう強調しています。
「企業は技術革新を追求するだけでなく、社会的責任を果たし、持続可能な発展に愛と希望を注ぐべきです。今後も和亜智慧は技術革新を深化させるとともに、ESGの分野においてさらに多くのリソースを投入し、テクノロジーと優しさでより良い未来を創っていきます。」

社会的責任を果たす実践者

今回の公益寄付活動は、和亜智慧科技が教育機関や社会的弱者を支援する必要性があるとの情報を得たことをきっかけに実施されました。
石文機董事長は直ちに関連部門に指示を出し、各支援先と連携して支援のニーズを詳細に把握した上で、迅速に必要な資金を拠出しました。

寄付先には、新北市教育局が義学国中に委託して運営する「物資バンク」、新北市内15の小学校の経済的困難な児童に奨学金を提供する「慈幼会」、そして安渓国中・漳和国中における弱勢生徒の放課後支援費用などが含まれます。

企業の社会的責任(CSR)を、具体的な行動として社会の必要とする場所に届けることを通じ、和亜智慧科技は「社会的責任の実践者」としての役割を果たしています。

和亜智慧科技、AI分野の先鋒として躍進 2025年 上場予定

和亜智慧科技は、AIアルゴリズムの研究開発および光学映像ソフトウェアの開発に注力し、その技術は自動車、半導体、メタバースといった先端産業分野に広く応用されています。

同社の関連ソフトウェアおよびシステム統合ソリューションは、アメリカ、日本、中国本土などの著名企業にも採用されており、高い評価を得ています。

創業から10年目を迎える本年、和亜智慧科技は株式の公開発行およびエマージング・ストック市場(興櫃)への上場を予定しており、さらに海外展開にも積極的に取り組んでいます。
台湾から世界へと歩みを進める中で、持続可能な経営という企業理念をグローバルに発信していく方針です。

出典: https://www.pinview.com.tw/News/38131.html